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トロントたきのおと会訪問記・その4

さて、1対3の対戦が終了するとちょうど開会式の時刻です。選手も源平と競技で16人参加。選手と引率の父兄のみなさんを含めると25人くらいの人がいたかもしれません。果たしてこれだけの人数が集められる一般会は日本にいったいどれだけあるでしょうか。

学生会ですら、去年の東大選手権の参加者はたったの23人だったらしいことを考えると、16人参加の会内大会がすごいということが分かるでしょう。

大会の要領は、トロントたきのおと会のかたがたとYさんが今朝までに詰めていたようでした。対戦決め等は彼に任せ、ぼくは2試合分の詠み担当。この日競技かるたは8人3回戦のトーナメントなのです。

さて一回戦が始まるのですが、暗記時間が始まってもみな和気藹々とずうっとしゃべりっぱなしでした。なお、生徒さんたち同士でしゃべる言葉はほぼ全て英語です。札を並べながら英語が飛び交う様は新鮮。子ども達の半分が暗記時間中胡座、というのもなかなか新鮮な光景でした。普段正座する習慣がないのでしょうから道理です。

そして試合開始。読みと読みの間でも楽しくおしゃべり、しかしそれでも早い札は早い!なぜあれだけ暗記していないようでいてあんなに早く取れるの?もしかしたら幼少時からバイリンガルだと音に反応する能力がそれだけ優れてくるものなんでしょうか??

なかには豪快に払える子も1人いました。終盤は高速の守り合い。E級で出場しても数回勝てそうなレベルだと思いました。

なお、源平のために下の句読みをしていたのですが、実際には源平の選手もみな上の句を聞くと下の句が分かるような人たちばかりだったので実は必要ありませんでした。

こうして一回戦が終了。食事休憩となります。続く。

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