★★ 新年度特別企画 ★★


 

競技かるたを見てみたい!やってみたい!

 

 


“かるたに前々から興味があるのですが、自分の入った中学、高校、大学にはかるた部・かるたサークルがないのです。それでもなにかかるたをやるよい方法はないでしょうか?”

 

――――――という質問をよく受けます。その答えはずばり、

“出来ます!”

です。以下、とくに環境の整っている首都圏について事情を解説します。(多少事情は異なりますが、他の地方も同様です)

 

(1)大学サークルに入る。(最もおすすめ!)

首都圏で全日本かるた協会登録の大学かるたサークルは東大、早大、慶応、東外大、法政大があります。このうち特に東大と早大と慶應のかるた会にはこれまで、他大学に在籍する学生が比較的多く所属しています。(もちろん他の大学でも他大生大歓迎でしょう。)

「差別があったりしませんか?他大の学生たちは大会には出場できるのですか?」

という心配はまったく要りません。他大学の学生であっても、(()学生選手権と職域学生大会の3大会を除く)全約40大会、所属の大学サークルの名前で大会に出場できます!

 

なお、私が所属する東大かるた会の場合、2001年度は現役生63人中25人もが他大学の学生で、全国一他大の学生が多い学生かるた会です。(お茶女大が最多、他に日大、日本女子大、法政大、国学院大、白百合大、東京学芸大、東京芸大、立教大、東女大、共立女大)。ちなみに今、自分も数えてみてそんなに多かったのかと驚いてしまいました。というのも普段は他大学生というのを特に意識しないほど一体感があるのです。

 

そこで、もしあなたが大学生でかるたサークルのない大学に入学されたら、練習場所と練習日を考え、行きやすい大学かるた会に入会するのが良いでしょう。

 

なお、東大はまったくのかるた初心者〜初級者(12段)を育てることに定評があり、一方早大は高校かるた会トップレベルの選手がいわゆる一芸推薦で入会することで有名です。

 

各会の練習場所と時間そして連絡先はこちらをご覧ください。http://www.karuta.or.jp/kai/index.html

 

(2)一般会に入る

大学サークルではなく、一般のかるた会(子供から社会人までが所属するいわばクラブチーム)もあり、そこに所属している大学生も少なくありません。大学サークル所属の学生とも交流が深い場合も多く、また社会人とも触れ合う機会も多いという特徴があります。

 

 

(3)高等学校文化連盟。

 もしもあなたが高校生なら、一般会に入会することはもちろん出来ますが、

他の高校の部員になることは出来ません。しかし、各県の高等学校文化連盟所属、となることもできます。

つまり、一般会や他の高校の練習場所に「出稽古」しながら、その会の所属ではなく、高等学校文化連盟という所属で大会に出場することも出来ます。

実力があれば、一般会の高校生やや他高校かるた部の生徒とともに、「全国高校文化祭」の小倉百首部門の大会(県対抗団体戦)に、代表の一員として出場することもできます。

 

 

 いかがですか?思っていたよりかるたをはじめるのが簡単に思えてきたのではないでしょうか?

その他、質問がありましたらなんでも、メールでお寄せください

みなさまのすばらしきかるたライフのスタートを応援いたします!

 

 



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